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社員リレーブログ 第8回

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皆さん、こんにちわ。

横浜本社業務部のH(男)です。

私の唯一の楽しみ、年1回の恒例行事をご紹介させて頂きます。

突然ですが、皆さんは、日本一の山、富士山に登ったことはありますか?

私は、毎年登っています。

そうです。これが私の唯一の楽しみです。

とは言っても、登り始めたのは、2回目の成人式の時からですけど・・・

それではここで、簡単ですが登ったことのない方に、富士登山の魅力をご紹介したいと思います。

まずは登り口。登り口は、大きく分けて4ヵ所あります。

吉田口、須走口、御殿場口、富士宮口。

一番登山者が多い登り口は、吉田口になります。

次に富士宮口、この2ヵ所は、山小屋が多くあるので初心者やツアー客に向いています。須走口、御殿場口は、山小屋が少なく、経験者向きのコースになります。ということで、お奨めなのは、吉田口と富士宮口になります。

 

IMG_0847それでは、富士山の魅力を簡単ではありますが、ご紹介させて頂きます。

富士山の魅力は何と言っても、御来光です。日本一高い場所からの日の出は、「御来光」と呼ばれるほどありがたみを感じる瞬間です。

次に神秘的な景色に遭遇できること。気象条件がそろわなければ見ることのできない「影富士」や下界に広がる景色や彼方まで続く「雲海」など、天候によって、さまざまな姿を見せてくれます。

 

 

 

さて、魅力はまだまだありますが、ここで登頂時間を参考までにご紹介します。

吉田口は、登り7.5㎞(6時間)、下り7.6㎞(3時間)。富士宮口は、登り5㎞(5時間)、下り5㎞(3.5時間)。この違いは、5合目の標高の違いになります。吉田口は、2,305m、富士宮口は、2,390mの標高から登頂するからです。

ここで富士山のルール(他魅力など)をご紹介したいと思います。

1.ゴミは、持ち帰らなければならない。

2.トイレ利用にお金を払います。(200円程です。)

3.風呂に入れません。

4.2013年6月世界遺産に登録されました。

5.2014年から入山料に1,000円かかります。(任意ですが、登山道の整備などの維持費に使用されています。)

6.夏の2か月間(7月~8月)だけで、約30万人訪れます。

7.5合目付近の気温が平均18度。山頂は、5度前後です。

8.富士山の山頂は約3,776mですが、山頂部分の中でも剣ヶ峰という一番高い場所のことを言います。

9.富士山頂は、山梨県と静岡県の県境にあり、どちらの県にも属しません。

10.体力に係らず、誰しも高山病になる危険があります。一度なると、下山する以外治りません。

11・富士山頂部分を一周することをお鉢巡りといいます。一周3km程を1時間半ほどで巡ります。

 

まだまだございますが、切りが無いのでこの辺で終わりにします。

ご興味のある方はぜひ、登ってみてください。

 

最後になりますが、私と富士山について少しお話させて頂きます。

そもそも登った理由は、死ぬまでに日本一の富士山に登りたかったからです。

一番最初に登った感想になりますが(吉田口から登頂)、それはそれは辛かったです。

登ったことがないものですから、ゴール(山頂)が分からない。それゆえの不安が一層、体力を奪っていきました。

登っても登っても、山頂が見えてこない。体力は奪われるは、寒さも増していきます。若い時に登った方からしたら、何を大げさなと言われるかもしれませんが、人生、半世紀も過ぎてくると衰えを隠しきれません。とにかく辛く、不安で逃げ出したかった。そんな心境で登っていたことを今でも覚えています。しかも、下りの方が辛いと来た。

山登り全般に言えることかもしれませんが、登り続けるにも、後戻りするにも、自分の足で行くしかありません。

大げさかもしれませんが、人生に山登りは良く例えられます。本当にその通りだと実感しました。

仕事も次から次へと新しいことを熟し、成果を出さなければなりません。山登りと一緒でひとつひとつ超えていくしかありません。

私にとって富士登山は、1年間のリセットを兼ねた、自分を見つめ直す時間と考えています。少しだけ不自由な時間を過ごし、恵まれている自分に気付く気がしています。

これからも体力が続く限り、登り続けたいと思っています。

 

まだまだ若輩者ではございますが、これからも、どうぞ宜しくお願いいたします。

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